【お知らせ】編集長、霞が関と大手法律事務所との癒着に異議を唱える! 「なぜ裁判官は天下りOKなのか」
【9月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】発売中のZAITEN10月号に掲載されている「横田由美子の霞が関実名録」では、霞が関と大手法律事務所の奇妙な癒着をテーマに記事を寄せています。たとえば、金融庁で起きた、「対法務省敵前逃亡事件」。これは、怪文書が省内を乱れ飛んだものです。また、裁判官、検事の新天下り先としてめきめき頭角を現しているTMI法律事務所って、いったいどんな会社なのと疑問でいっぱ...
View Article【コラム 山口利昭】弁護士秘匿特権という経済インフラ
【9月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】8月23日の日経朝刊「大機小機」に「秘匿特権という経済インフラ」なる記事が掲載されています。弁護士とのやりとりが情報開示の対象から除外されるという制度が、企業と弁護士とのコミュニケーションを深化させ、遵法経営義務を果たすことが可能となるばかりか、とるべきリスクの評価も明確になるため、積極的なスピード経営の推進にも役立つとされています。弁護士秘匿特権は、...
View Articleシティグループ不動産取引事件:東京アセットが上告手続き
【9月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】不動産サブリースなどを手掛けるアムス・インターナショナルの子会社で有限会社東京アセット(東京都豊島区)が、シティグループ証券の代表者だった柴尾英樹氏らに、損害賠償を求めていた裁判の控訴審(平成26年(ネ)第1929号事件:原審平成24年(ワ)第7395号)で、新たな動きが起きていることが、さくらフィナンシャルニュースの取材でわかった。東京高裁も7月16...
View Articleレイコフ元社長山本誠氏がBNPパリバ証券を訴えていた事件の口頭弁論が2日に開催
【9月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】大阪証券取引所ヘラクレスに上場していたレイコフの創業者で元社長の山本誠氏が、BNPパリバ証券株式会社(東京都千代田区)を相手取り、5000万円の損害賠償等を求めていた裁判の口頭弁論が、東京地裁712号法廷で9月2日10時から開催された。すでに以前伝えていることの繰り返しになるが、原告側は、所有株式が無価値になったことによる損害が18億4500円(738...
View Articleジャーナリスト三宅勝久氏が杉並区を相手取った政務調査費返還請求事件の口頭弁論が開催
【9月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】ジャーナリストの三宅勝久氏が、杉並区を相手取り、政務調査費返還請求を求めている事件の口頭弁論が、16日10時30分から東京地裁の703号法廷で開かれた。三宅氏は、民事3部で係属している平成25年(行ウ)第184号事件をはじめとして、複数の行政訴訟を杉並区を相手取り、提起している。民事第2部の増田稔裁判長(第39部)、齊藤充洋裁判官(第49期)、佐野義孝...
View Article日本トラスティ・サービス信託銀行がオリンパスを相手取った訴訟の口頭弁論が開催
【9月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】原告を日本トラスティ・サービス信託銀行、被告をオリンパス株式会社(東証一部、証券コード7733)とする訴訟の口頭弁論が、9月1日10時30分から708号法廷で開催された。同訴訟は、機関投資家らが粉飾決算により279億円の損害賠償請求を受けたとして2年前に提訴していた事件である。事件番号は、平成24年(ワ)第8780号事件で、東京地裁第42部の本納敏和裁...
View Article【コラム 黒薮哲哉】検察審査会法の41条の解釈変更、報道されないうちに変更されていた、だれもが簡単に刑事被告人になるリスクの到来
【9月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】国家公務員たちが、わがもの顔に憲法や法律の解釈を変更する風潮が生まれている。改めていうまでもなく、「憲法」解釈の変更といえば、安倍内閣の面々を連想する。が、刑事事件の行方を左右する検察審査会法の解釈が大きく変更されていた恐ろしい事実は、ほとんど知られていないのではないか?検察審査会を牛耳る最高裁事務総局が、変更を告知したかどうかも不明だ。今後、調査する...
View Article政治家に訊く:長島昭久民主党衆議院議員(1)「安倍外交に違和感は感じない」
【9月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】===第二次安倍内閣が発足した。岸田文雄外相は留任。懸案だった新設の安全保障担当相には江渡聡徳衆議院議員が防衛相と兼務することとなった。人事の憶測が乱れ飛ぶ中、安倍総理は、1日にインドのモディ首相と初の日印首脳会談に臨んだ。日本政府が目指していた日印の2+2の開催こそ見送られたが、経済を中心とした分野での関係強化で合意。だがこの間、ロシアの軍事的な脅威...
View Articleセゾン情報システムズ株主総会決議無効訴訟で村上ファンド出身者が和解案を拒絶か?
【9月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】セゾン情報システムズ(JQ:9640)(東京都豊島区)に対して株主総会決議無効確認請求訴訟が提起されていた問題で、9月4日11時から東京地裁の民事8部の601号法廷で口頭弁論が開催された。東京地裁民事8部の統括判事である大竹昭彦裁判長(司法修習所第40期)が、原告被告双方に対して、去年の12月13日に和解勧告を行っている。複数回の和解を検討する期日が設...
View Articleオリンパスの代表訴訟の口頭弁論が本日開催
【9月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】9月4日13時30分から、オリンパス(東証1部、証券コード7733)の代表訴訟の口頭弁論が、東京高等・地方・簡易裁判所合同庁舎の103号法廷で開かれた。同社は、複数年にわたって有価証券の虚偽記載を行っており、2012年4月に臨時株主総会を開催し、訂正した有価証券報告書について承認を行う決議を行うなどしていた。原告は法人であるオリンパスと、代表訴訟を提起...
View Article【コラム 山口三尊】東証は、完全子会社化に当たり、対抗的ТOB応募を義務付けよ
【9月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】■MBO強盗か東宝は、東宝不動産を735円で完全子会社化しました。しかし、その一方で、1000円での対抗的買付を拒否しています。東宝不動産には、帝国劇場ビル、ツインタワーなどの優良資産があり、帝劇ビルだけで、一株1000円以上の価値があります。従って、対抗的買付に応じないのは当然なのですが、1000円でも売りたくないものを735円で強制的に取得するとい...
View Articleオムロンヘルスケアがタニタを提訴した訴訟の口頭弁論が本日開催
【9月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】オムロンヘルスケア株式会社(京都府向日市)が、株式会社タニタを相手取り、意匠権侵害差止などを求めている事件の口頭弁論が、9月4日16時から東京高等・地方・簡易裁判所合同庁舎の721号法廷で開かれた。オムロン側の主張によれば、オムロンヘルスケアが2011年9月に発売した体重体組成計「カラダスキャンHBF-212/214」と、タニタが2012年10月に発売...
View Article大阪で株主権確認請求事件、被告は調剤薬局営むデータ・ボックス
【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=大阪】大阪地方裁判所の第831号法廷(新館8階)で、本日9月5日午後4時より、原告を民間人、被告を関西圏で調剤薬局を営むデータ・ボックス(大阪府大阪市)とする、株主権確認請求事件の第1回口頭弁論が開催された。第4民事部2係の担当で、裁判官は諸井明仁氏(第57期)、書記官は竹島純子氏。事件番号は、平成26年(ワ)第6224号である。詳しい経緯が分かり次第、SF...
View Articleカプコンが大阪で労働訴訟の被告に
【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=大阪】大阪地方裁判所の第716号法廷(本館7階)で、本日5日11時半より、原告を民間人、被告をカプコン(東:9697)とする、地位確認請求事件の弁論が行われた。第5民事部5係の担当で、裁判官は菊井一夫氏(第49期)、書記官は松葉勉氏。事件番号は、平成24年(ワ)第2726号。(井上聡)【了】 全文Sakura Financial News 09月05日...
View Articleジュピターテレコム:今度は合併無効請求事件が提起
【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】2013年4月10日までに住友商事(東証1部、証券コード8053)とKDDI(東証1部、証券コード9433)によって公開買い付けが行われ、6月28日の株主総会で全部取得条項付種類株式発行の定款変更議案を決議して可決していたジュピターテレコムに対し、一部株主が合併無効請求を求めて提訴していたことが、さくらフィナンシャルニュースの取材でわかった。事件番号は...
View Article野村證券、大阪で「金融商品のリスク説明足りない」と訴えられる
【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】「野村證券:2億円の返還請求事件の被告に」と題して報じていた訴訟案件の、第3回口頭弁論の様を報告する。なお、今回が最終弁論であり、次回は判決言い渡しである。原告は、大阪で家具に付属する金属などの製造を営む中小企業のマスダ社で、野村ホールディングス(東・名:8604)傘下の野村證券を相手どり、約2億円の不当利得等返還請求を起こしている。事件番号は、平成2...
View Article【コラム 山口利昭】自社のみでは完結しにくいコンプライアンス問題への対応
【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】■不祥事の根またまたひさしぶりの「コンプライアンス経営はむずかしい」シリーズですが、協和発酵キリンさんは8月29日、腎性貧血治療薬ネスプの医師主導臨床研究に同社MRらが不適切らに関与した問題を受けて、渉外倫理室を統合する形で新しいCSR推進部を10月1日付で発足させ、コンプライアンス体制を強化すると発表されました(たとえばこちらのニュース(https:...
View Article『いまどき真っ当な』投資家道(2)「カリスマファンドマネージャー、日本経済復活の鍵の在処を教える」
【9月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】=== 藤野英人/ふじの・ひでとひふみ投信ファンドマネージャー。レオス・キャピタルワークス取締役・最高投資責任者(CIO)。野村投資顧問(現:野村アセットマネジメント)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントなどを経て2003年レオス・キャピタルワークス創業に参加。?特に中小型株および成長株の運用経験が長く、23年で延べ5300社、...
View Article【雑感】株主総会の秘策
【9月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】宮入バルブ・ソーエコプロ・プリンシバルなどで、支配権の争いが起きています。こんなとき、民事八部が授けた必勝法があります。それは、「会社側提案の可決を条件にして、配当をすること」です。民事八部は、平年の配当が5円で、今期無配を予定していたアムスクが、「スクイズアウト議案が可決すること」を条件として、83円の配当をしたことについて、取消原因とならないとして...
View Article【コラム 梁瀬洋】オリンパス、リコー、柔道連盟に共通していたパワハラ体質
【9月7日、さくらフィナンシャルニュース=東京】■逆境を撥ねのけた「金メダル」8月にロシア・チェリャビンスクで行われた柔道世界選手権では、日本選手が活躍を見せてくれました。「アウェー」という言葉を柔道で聞くのも初めてでした。筆者を刮目させたのは、66kg級高市選手と地元ロシア選手との試合で、一旦判定された有効などのポイントが繰り返し取り消された時です。折しもウクライナの政情を巡り日本とロシアが互いに...
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