【8月11日、さくらフィナンシャルニュース=ミュンヘン】■証言が聞こえなくとも、裁判の公開には反していない一般国民の立場からすると、なんとも奇妙な判決が、先月、東京高裁(第10民事部・園尾隆司裁判長、田中寿生裁判官、森脇江津子裁判官)で出された。公開の裁判で傍聴人に証人の姿が見えず、証言が聞こえず、いったいどういう裁判が行われたのか分からない場合でも、憲法で保障している「裁判公開の原則」には全然反していない、という内容だ。 まずは、事件の概要を説明する。 全文
Sakura Financial News 08月11日 01時43分