【5月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】最高裁事務総局に在職した体験をもつ瀬木比呂志氏の著書、『絶望の裁判所』(講談社現代新書)は、最高裁の実態を冷静な筆づかいて内部告発している。裁判の原告、あるいは被告になったことがある人であれば、権力を持つものにより親和的な判決を下す傾向がある裁判所の実態を肌で感じたことがあるのではないだろうか。「公正」とか、「正義」といった言葉とは程遠い。しかし、不公平感の具体像はなにか?『絶望の裁判所』の中で瀬木氏は、 全文
Sakura Financial News 05月04日 11時32分